前回のブログでは、漏水箇所を特定したと思ったところ、「何か」を見つけてしまったところまで書きました。
今回は、その続きを書きます。
冷蔵庫の裏に見つけてしまったものは…
ここだけ、給水管が土間に入っているんです。
厨房内に、埋設の給水管が存在するという事になります。
土間に入った先を追いかけて行くと
パントリー内の手洗い器・シンク・製氷機だけに、埋設から立ち上げて配管されていました。
なぜここだけ埋設にしたのでしょうか???
1つの店舗に2つの水道メーターから水を供給している事も含めて、色々と事情がおありだったものと推察されます。
この埋設部分で漏水していないかどうかの調査が必要になります。
埋設される前の給水管を探して、切り離してゲートバルブを設置。
埋設部だけの水を止めてパイロットを確認したところ、パイロットは回り続けていました。
この埋設された箇所での漏水は無い事が確定しました。
結果的に最初の見立てと同じで、水道メーターから天井に配管されるまでの間のどこかでの漏水でしたが、このように変わった配管をしているケースもあるので、細部まで確認する事が重要ですね。
漏水している場所的に、ビル側と店舗側の責任範囲の問題が発生しそうです。
もし店舗側のご負担で工事を行うにしても、引き回すルートなどの工事方法をビル側と協議する必要がある為、一旦漏水調査の報告書を提出し、その後の協議状況を見守る事になりました。
責任範囲は契約書に明示されている場合もありますので、我々が何か言及する事は無く、待つ事しかできません。
ただ、このような時は工事をするまでに長い時間を要す事が多いですね。
東京・埼玉・千葉・神奈川のマンション(アパート)、戸建て(一軒家)、店舗、事務所、工場など、漏水(水漏れ)の疑いがありましたら「 漏水.net ( rousui.net ) 」へお気軽にご相談ください。
安心の水道局指定工事会社が、土日祝日も対応させていただきます。