以前、漏水調査現場のブログでも紹介した漏水調査液について、改めて書きたいと思います。
主に排水管からの漏水、防水切れの確認、雨漏りの侵入経路等の調査に使用します。
口に入れて良いものではありませんので、給水(給湯)管からの漏水調査には使用できません。
これが実際の漏水調査液です。
(市販品ではないので、商品名にボカシを入れております)
右側がA液、左側がB液です。
まずA液を定められた量の水で希釈し、それを漏水が疑われる場所に撒きます。
このケースでは、防水切れが疑われましたので、厨房の床に撒きました。
続いて、漏水した水をウエス等に染み込ませて採取します。
ウエスに染み込ませた漏水にB液を吹きかけます。
上が反応しなかったケース、
下がピンク色に反応したケースです。
ピンク色に反応したという事は、A液を撒いた箇所が漏水原因と特定できるわけです。
ピンク色に反応する理屈は、小学校の理科の実験で習った酸性・アルカリ性の原理です。
(フェノールフタレイン溶液だったかな…?)
A液がアルカリ性で、B液がアルカリ性に反応する溶液となります。
最近は、紫外線で反応する漏水調査液などもあるそうですが、弊社では上記の漏水調査液を使用しています。
昔は食紅等で作った色水を撒いて調査したという話を聞いた事がありますが、技術は日進月歩ですね。
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