前回は、東京都町田市の飲食店S様から漏水調査のご依頼いただき、給水管の耐圧テストを行ったところまで書きました。
今回は、その続きを書きたいと思います。
なぜ厨房内の給水管の横にある給湯管で耐圧テストを行っても、給湯管の漏水調査をした事にならないかの理由がこちらです。
これ、飲食店では結構ある事なので気をつけなければいけません。
2つある場合、食洗器とそれ以外の給湯蛇口で給湯器の系統を分けている事が多いです。
先ほどの給水管のすぐ横の給湯管で耐圧テストを行っても、2つの給湯器のどちらかの系統しか調査できない事になってしまいます。
そこで圧力が下がらなくても、もう一つの系統で漏水していたら、漏水を見逃す事になり、大問題です。
まずは右側の給湯器のフレキ管を外して耐圧テストを実施。
次に左側の給湯器のフレキ管を外して耐圧テストを実施。
遠いので忘れそうですが、水道メーターの止水栓を開栓して完了です。
漏水していないので、水道使用量が2倍になった原因は「使い過ぎ」となります。
気付かないうちに、水を使い過ぎてしまったのだと思われます。
今回は、事前に水道メーターのパイロットを見ていただければ、漏水調査を行わずに漏水していない事に気付けたケースですが、そうではないケースもあります。
次回は、パイロットが回っていなくても漏水調査をした方が良かったケースについて書きたいと思います。
東京・埼玉・千葉・神奈川のマンション(アパート)、戸建て(一軒家)、店舗、事務所、工場など、漏水(水漏れ)の疑いがありましたら「 漏水.net ( rousui.net ) 」へお気軽にご相談ください。
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