前回のブログでは、実際の「注入防水工事」の様子を書きました。
今回は、工事の続きを書きます。
前回、一度薬剤を注入したものの、漏水が止まりませんでしたので、前回注入した位置から、少し場所をずらして再度床に穴を開けます。
同様にピンを設置します。
薬剤を足して、再度注入。
しばらく置いて、排水テストを行います。
もう一度、階下の天井内を確認します。
今度は無事、漏水が止まったようです。
最後に、穿孔箇所をパテ埋めして工事は完了です。
漏水が止まったと思っても、しばらくしてから漏水が再発する場合がありますので、数日は様子を見ていただき、それでも再発が無ければ、大丈夫だと思います。
３回にわたってブログでご紹介した「注入防水工事」ですが、いかがでしたでしょうか。
今回は２回注入して成功しましたが、厨房が広い場合は３回４回と打たなくては漏水が止まらないケースがあります。
また１度注入した後、今までとは別の箇所から漏水してしまう場合もあります。
防水層の劣化状況によっては、何度打っても止まらないケースがあります。
完全な工法ではありませんが、コストを考えて一度試してみる価値があると思っていただければ、ブログを書いた意味があったのかなと思います。
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