神奈川県横浜市のホテルA様より、廊下の天井からポタポタと漏水しているとご連絡いただき、訪問させていただきました。
漏水しているフロアの廊下にご案内いただき、漏水箇所に一番近い点検口を探します。
点検口の下に脚立を立てて、天井内に入ります。
保温材が濡れている箇所を発見。
保温材をめくってみると…
給湯の銅管がピンホールしており、そこから漏水していました。
いつものように、お湯を給湯器で止めて銅管を一部切り離して…というわけにはいきません。
この時の時刻が17時。
多くのお客様がチェックイン済みで、いまお湯を止めるわけにはいきません。
また、ホテルはボイラーでお湯を沸かして、ホテル全体へお湯を循環させている事が多く、切り離す場合はボイラーも循環ポンプも止める必要があり、色々とハードルが高いのです。
循環ポンプを一度止めると、しばらく濁ったお湯が出る事もありますし…
「じゃあ、今日は一旦帰ります!」なんて言えるわけは無いですよね。
心配はいりません。
こういう時の為に、便利な修理材料があります。
圧着ソケットという材料です。
ピンホールの箇所に当てて、ネジを締めこんで圧着します。
漏水が止まりました。
圧着ソケットは便利ですが、管が大きく割れていたり、変形しているとうまく圧着できない為、使用ができません。
今回はピンホール1箇所だけでしたので、圧着ソケットが有効な現場でした。
ホテル全体のお湯を止める事も無く、訪問してから30分程度で終わりましたので、ホテルの方には大変感謝されました。
こういう事が、この仕事をしていて良かったなあと思う瞬間です。
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